これからの労務管理には、メンタルヘルス対策も重要と考え、3月に大阪商工会議所が主催する「メンタルヘルス・マネジメントⅡ種ラインケアコース(管理監督者)」を受験しました。
先日、合格通知が届いたのでこのブログに書き込むことにしました。
今回の試験は、Ⅱ種(会社の管理監督者向けの内容)で、部下が不調に陥らないように普段から配慮し、不調が見受けられた場合は、安全配慮義務に沿った対応を行なうことを目標にしています。
心の健康を損なってからの事後対策から心の健康問題の未然防止、さらに会社の組織的なケアの推進が主な内容です。
管理監督者が、部下のストレスに気付くポイントは、「いつもと違う様子に気付く」ことです。
たとえば、
- 遅刻、早退、欠勤が増える
- 休みの連絡がない
- 残業、休日出勤が不釣り合いに増える
- 仕事の能率が悪くなる
- 思考力、判断力が低下する
- 業務の結果がなかなか出てこない
- 報告や相談、職場での会話が減ってくる
- 表情に活気がなく、動作にも元気がない
- 不自然な言動が目立つ
- ミスや事故が目立つ
- 衣服が乱れたり、不潔であったりする
これらのいつもと違う点は、他者との比較ではなく、本人の普段との変化を捉えることがポイントです。
Ⅰ種の試験は、経営者向けの内容になり、メンタルヘルスケア計画、社員への教育・研修等に関する企画・立案・実施が目標となります。
勉強し、受験するかはこれから考えます。