みなさん、こんにちは。
最近の新聞は、『AI』とか『働き方改革』の記事をよく目にします。
今回のタイトルは、1月30日付日本経済新聞朝刊に掲載されていたものです。
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税や年金 一括電子申請
20年メド、企業負担減
政府は2020年をめどに企業による税や社会保険の手続をオンラインで
一括して済ませられるようにする。オンライン申請の普及の障害になって
いた電子署名を省略し、企業名や給与額など各申請に共通する情報は一度
の入力で済ませる。
(中略)
企業が代行する従業員の税・社会保険手続きはこれまで、所得税は税務署、
住民税は地方自治体、年金は年金事務所、健保は全国健康保険協会(協会
けんぽ)など、雇用保険はハローワークで扱ってきた。大半の企業が書類
やCD-ROMを各機関の窓口に持ち込んでおり、主な項目のオンライン申請
の割合は16年度で13%にとどまる。企業の申請は社会保険だけで6,300万件
ある。
オンライン申請は既にできるが社会保険、所得税、住民税のシステムがそれ
ぞれバラバラだった。申請に必要な電子署名は取得手続きが複雑で、年間
7,900円の利用料がかかり、普及していない。
一括申請できる新システムでは、電子署名の代わりに国が通知した法人番号
(企業版マイナンバー)とひもづけたIDとパスワードを無料で発行し申請に
活用する。情報漏えいの防止が課題になる。補助金の申請でも共通情報の
入力は一度きりにして国・地方の様々な補助金を一括申請できるようにする。
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これまで自社内で手続きを行ってきた多くの会社は、10年後には大きく変化
しているのではないでしょうか。