みなさん、こんにちは。
これを読んでくださっている皆さんは、『リーダーとはこういう人!』とそれぞれ思い描くイメージがあると思います。
最近読んだ月刊誌「致知3月号」に昨年プロ野球日本一になった日本ハム、栗山秀樹監督のインタビュー記事があり、そのなかに興味深いコメントがありましたのでご紹介します。
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(前略)
― では、勝つ組織をつくるためにリーダーとして必要なことは何でしょうか。
栗山 みんなが手伝ってくれるような人です。絶対的なオーラとか指導力というのも大事なのかもしれませんが、それよりも『あの人があんなに一所懸命やっているんだから手伝ってあげよう』と下の人間に思ってもらえるような人じゃないと組織はうまくいかないと僕は思っています。
やはりリーダーが孤立してしまったら、その人にどんなに力があったとしても絶対に成功できませんので、リーダーの条件というのは下の人間に手伝ってもらえる人だと思いますね。
― それは率先垂範と言う言葉に通ずるのでしょうか。
栗山 必ずしもそうではないと思います。むしろ逆で、まったくうまくできなくてもいいんですよ。とにかく一所懸命やっているけど、どうもうまくいかないという状況に陥った時でも、あの人の人柄だったら手伝おうと思ってもらえるかどうか。人間にはいろんなタイプがいますけど、どこかにみんなが手伝ってあげようと思ってもらえるものをリーダーが持っていなければ、組織は生きないんじゃないかと思います。
(以下省略)
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いかがでしょうか。
また、同じような意味で
「優れたリーダーとはその才能によって人々を率いていくだけの人間ではない。率いられていく人々に自分たちがいなくては、と思わせることに成功した人でもある」
ともいいます。
私自身、今回、 ”リーダー”として必要な資質” とは何かを改めて考えました。