育児介護休業法改正案概要

みなさん、こんにちは。

今国会では育児介護休業法改正案が審議されています。

改正の趣旨は、

男性が子育てのための休みを取りやすい環境をつくることが主目的です。

改正の概要は、

1.男性の育児休業取得促進のための柔軟な育児休業の枠組みの創設
= 子の出生後8週間以内に4週間まで取得することができる
① 休業の申し出期限を原則2週間前まで(現行は1カ月前まで)
② 2回まで分割取得できる
③ 労使個別合意により、休業中に就業が可能とする(労使協定を締結)

2.育児休業を取得しやすい雇用環境整備と妊娠・出産を申し出た労働者に
対する個別の制度周知・意向確認を義務付け

3.育児休業を2回まで分割取得(1の休業を除く)

4.育児休業の取得状況の公表の義務付け(労働者1,000人以上の企業)

5.有期雇用労働者の育児・介護休業取得要件の緩和
= 「引き続き1年以上雇用されている者」の要件を廃止

6.雇用保険 育児休業給付の所要の規定を整備(上記1及び3を踏まえて)

施行日は、

上記2及び5:令和4年4月1日

上記1,3及び6:公布日から1年6カ月を超えない範囲で政令で定めた日

上記4:令和5年4月1日

 

詳細は、以下の資料をご確認ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/000743975.pdf

 

 

 

 

マンションの雨漏り!

みなさん、こんにちは。

私事ですが、2週間ほど前の日曜日夜11時すぎ、そろそろ寝ようかと思い始めた

ときにどこからか「ピシャッ、ピシャッ」という音が聴こえてきました。

私はどこから発する音か耳を澄まし、水道の蛇口や冷蔵庫の付近にも近づき確認

しましたが異常はありません。

「なんの音かな?」と思ったその時、床が濡れていることに気づき、

天井を見上げるとそこから水がしみ出ていました。どうも雨漏れのようです。

たしかに前日からずっと雨が降り続いていましたが、私の住まいはマンションです。

雨は降っても雨漏れなど想定していませんから、にわかには信じられませんでした。

急いでバケツを用意しながら、「なぜ、こんなことが起こるのか?」、「これは

きちっと直るものなのか?」怒りと不安がこみ上げてきます。2時間ほど様子を

見て、被害が拡大しないことを確認してとりあえず横になりました。

 

朝がくるのを待ち、早速昨夜のうちに調べておいたフリーダイヤルに電話をしまし

た。繋がった相手に状況を説明し、すぐに見に来てくれるよう依頼しました。

電話の相手は、「わかりました。ただ、原因によっては有料になる場合がありま

す。」この一言にまたイラッとしつつ電話を切り担当者を待ちました。

 

1時間ほど経つと、修理部の担当という3人が訪れました。状況を説明し、一番

疑問に思っている、「なぜ、マンションで雨漏れなんかが起きるのか?」を尋ねる

と返ってきた答えは、「いや、よくあることですよ。」私はおもわず、「じゃ、

欠陥マンションじゃないか!」というと相手は無言のまま、「この人は、何を

言っているんだ。常識なことじゃないか。」という表情で私の方を見ています。

さらに、「いつまでに、どのように修繕するのか?」と尋ねても「帰ってから連絡

します。」というだけで要領を得ません。

 

4日後、別の担当者が訪れ、「コンクリートは乾燥・湿気などのよって収縮・膨張を

繰り返しヒビ割れが起こること」、「屋上の防水処理が10年以上経過し劣化して

いること」、「屋上の防水保証期間が10年であること」などの説明を受けやっと

「そういうことか」と状況を把握することができました。そして「来月から大規模

修繕工事を開始すること」、「今回は応急処置として見つかったヒビ割れの部分を

防水処理すること」で了承しました。

白線が防水処理

 

 

 

(白線が修理跡)

 

確かに、建設業界や関係している人々にとっては今回のようなトラブルはいつでも

起こりうることなのかもしれません。しかし、無知で未経験の私にとっては、不安で

あり、怒りでしかありませんでした。そうした入居者に対しては、もう少し相手の

気持ちに寄り添った対応をしてもらいたいと思うのは私だけでしょうか?

 

ちなみにマンション施工会社は全国に展開する上場会社であり、今回対応した管理

会社もそのグループ会社です。

ホームページを見ると、そこにはグループとしての経営理念、経営ビジョン、社員

憲章が掲載されており、社員憲章の一つに以下の文言が書かれています。

「誠意をもってお客様と向き合い、感動と喜びを分かち合います。」

残念ですが、私にはむなしく響きます。