自戒の言葉!「吾 唯 足 知」

みなさん、こんにちは。

私は、21日、22日と名古屋に行ってきました。

21日の昼過ぎに名古屋に到着しましたが、その日は移動日のため午後の予定がありません。

そこで、以前から ”自戒の言葉” としていました 『吾唯足知(われ、ただ、たるをしる)』 が刻まれた京都の竜安寺にある蹲踞(つくばい)を見に行きました。

竜安寺は京都の北側に位置し石庭としても有名です。

『吾唯足知』の4文字を右回りで配置し、”口” を一つだけ真ん中に共用した銭形のもので ”水戸光圀公” の寄進と言われています。

この意味は、

「人は欲張らず、今の自分を大切にしなさい」

つまり、

「足るを知る人は、不平不満がなく、心豊かな生活を送ることができる」

という意味だそうです。

ちなみに、蹲踞(つくばい)とは、 茶室の庭先にある石の手水鉢(ちょうずばち)のことで、低く据えてあって茶客が手を洗うのに “つくばう” から蹲踞(つくばい)というようになったそうです。

観光客で混む時期は、春の桜の季節と秋の紅葉の時期だそうですが、この日は日曜日でしたが、それほど観光客も多くなく心穏やかな一時を過ごすことができました。

京都 竜安寺 ホームページ

http://www.ryoanji.jp/smph/

助成金のご案内!

みなさん、こんにちは。

今回は、助成金のご案内です。

北海道労働局が

『中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金』

を発表しました。

対象となる事業主は、中小企業の事業主であること

支給要件のひとつに、賃金引上げ計画を策定して審査を受けること

支給額は、引き上げ額が40円以上か60円以上で違います。

その他に、業務改善に要した経費の一部も助成されます。

詳細は、下記ホームページをご覧ください。

http://hokkaido-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/banner/1109/tingin07.html

 

 

 

労働基準監督署の是正勧告

先日、ある事業所が労働基準監督署から2点是正勧告を受けました。

ひとつは労働契約書に書かなければならない項目が書いていないという不備があったことです。

労働基準法15条で『労働契約を締結する際は労働条件を明示する』ことが、さらに労働基準法施行規則5条で、労働契約書に記載しなければならない項目(絶対的記載事項)が定められています。

    1. 労働契約の期間
    2. 就業の場所及び従事すべき業務
    3. 始業及び終業の時刻、残業の有無、休憩時間、休日、休暇等
    4. 賃金、計算及び支払方法、締切及び支払時期、昇給
    5. 退職(解雇事由を含む)
    6. その他会社で定めが有る事項

 

二つ目は労働者名簿を作成していませんでした。

労働者名簿の作成は、労働基準法107条に定められており、施行規則53条には

    1. 性別
    2. 住所
    3. 従事する業務の種類
    4. 雇入れの年月日
    5. 退職の年月日及びその事由(解雇の場合はその理由)
    6. 死亡の年月日及びその原因

を記入しなさいとあります。(30人未満の会社は、”3.従事する業務の種類” は省略できます。)

ひとつの会社に、2以上の事業所がある場合は、それぞれ個別に労働者名簿を作成する必要があります。

 

この会社は、パートタイマーの契約に関する事項が曖昧な契約書でした。

例えば、『1年ずつ契約更新する』と書かれていましたが、実際は面接や更新内容の確認など更新の際の手続を行わず、慣習的に自動更新を行なってきました。

それでも事業を始めて30年超。いままで大きなトラブルもなく『自分の会社は大丈夫だろう。』とこれまでやってきました。

しかし今年はじめ、長年勤めた従業員に対して「70歳」という年齢を理由に契約更新をせず雇止めとしました。

それに不満を持った従業員が、労働基準監督署に相談に行ったため、調査する中で退職の手続に大きな問題はなかったものの今回の上記違反が発覚しました。

今回の事例は、”労働契約書” という書面は整っていましたがその中身が不備であったり、知識不足で法律で定められた書類を整えていなかったりというものです。

これらは他人事ではありません。皆さんの会社は、大丈夫でしょうか?

マイナンバー制度解説セミナー開催のご案内!

マイナンバー制度は新聞やテレビなどのマスメディアでも少しずつ目にするようになりました。

国民一人一人に12桁の番号を割り振り、税金や年金等の個人情報とこの番号を結び付けて管理することで行政コストを削減し、私たち国民も便利になると言われています。

しかし基本的なことがまだよく理解できていません。たとえば、

    • 「通知カード」とか「個人番号カード」って何?何が違うの?
    • 2003(平成15)年に始まった「住民基本台帳カード」はどうなるの?

さらに、われわれ国民はマイナンバー制度に対して不安を持っています。

    • 個人番号から集積・集約された個人情報が外部に漏洩するのではないか?
    • 他人の成りすましによる不正利用で財産等が被害を被るのではないか?
    • 国家によって個人情報が名寄せ・突合せされて一元管理されるのではないか?

また会社では、

    • いつまでに何をしなければならないの?
    • これから準備しなければならないことは何か?
    • マイナンバーを取り扱うときどのようなリスクがあるのか?
    • リスクに対する対策は?

これらの事を具体的に分かりやすく解説するセミナーを下記日程で開催します。

☐ 日 時:平成27年7月17日(金)午後2時00分~午後4時00分

☐ 場 所:道特会館 5階 大会議室(B)

☐ 定 員:30名

☐ 参加費:3,000円(税込)/人

その他詳細については下記のチラシをご確認ください。

また参加をご希望の方は、下記チラシをプリントしてファックスでお申込みください。

マイナンバー制度セミナー チラシ