みなさん、こんにちは。
国がいま最も重点を置いている政策の一つに「人材の確保」があります。
仕事と家庭(出産・育児・介護等)の両立支援に取り組む事業主に向けて「両立支援等助成金」が発表になりました。
今回は、その中で介護サービスを支える人材を確保し「介護離職ゼロ」実現を目指す取り組みに対応した「介護支援取組助成金」をご案内します。
「介護支援取組助成金」は、
- 厚生労働省が指定する調査票に基づきアンケート調査を実施すること
- アンケートの回収率は3割以上か、回収枚数が100以上であること
- アンケートの結果を集計して所定の様式に取りまとめること
- 厚生労働省が指定する資料に基づき、両立支援を周知すること
- 厚生労働省が指定する資料に基づき、職場内研修を実施すること(最低1時間程度)
- 仕事と介護の両立に関する相談窓口を設置すること
- 厚生労働省の指定する資料により相談窓口を周知すること
- 就業規則(別規程)に育児・介護休業法の”介護休業制度”、”介護短時間勤務制度等”が定められていること
- 仕事と家庭の両立支援について取組を紹介するサイト「両立支援のひろば」に登録していること
等が求められています。
この助成金は、事業主単位(事業所単位ではない)で支給されます。
支給額は、1事業主あたり1回限り60万円です。
支給申請は、上記に記載しましたアンケート調査、職場内研修、周知等を実施後2か月以内に申請書類を提出することになります。
【参考資料】
・介護支援取組助成金
・アンケート用紙
・社内研修資料
・社内周知資料
・「両立支援のひろば」サイト
なお、介護離職の防止を踏まえた法改正(平成29年1月施行(一部平成28年8月施行))もご確認ください。
以上です。