みなさん、こんにちは。
先日、札幌で開催された『人を大切にする経営学会』に出席しました。
当日は、この会の会長であり、
『日本でいちばん大切にしたい会社』の著者である
坂本光司法政大学大学院教授と
横浜で住宅のリフォームだけに特化している
「株式会社さくら住宅」の二宮 生憲社長、
さらに大阪から、創業142年、鋼材の卸販売をされている
「株式会社天彦産業」の樋口 友夫社長
と3人のお話をお聞きすることができました。
さくら住宅と天彦産業は、坂本教授が書かれた本にも
紹介されている会社です。
坂本教授がおっしゃる日本でいちばん大切にしたい会社とは、
『従業員を幸せにする会社』 です。
二宮社長と樋口社長のお話に多くの共通点がありましたが、
なんといっても
会社にとってもっとも大切なものは、「従業員とその家族」
二番目に大切なのは、「取引先」
三番目にやっと、「顧 客」
の順番です。
「従業員が、自分の会社や仕事に誇りを持ち、
充実した生活を送ることができずに
どうしてお客様を満足させられるか」
と言う信念に基づきます。
『従業員を大切にする』と口では簡単に言えますが、
実践することはとても難しいことです。
「これをすることで従業員にどんな負担が増すのか」
「従業員に満足してもらうためには、会社は何すべきか」
このお二人の『従業員を大切にする』は徹底されています。
なぜ、そこまでできるのでしょうか?
二社長は、次のようなこともおっしゃっていました。
「景気の波で苦しい時期は当然ありますが、
それを従業員が一所懸命頑張ってくれて
これまで順調に業績が伸びています。」
と自信がみなぎっていました。
『売上を上げたければ、まず従業員を満足させること』
ということでしょうか。
みなさんは、どのような感想を持たれましたか?