介護報酬改定

平成24年度の介護報酬改定率が、

  1. 介護職員の処遇改善の確保
  2. 物価の下落傾向
  3. 介護事業者の経営状況
  4. 地域包括ケアの推進

等を踏まえ、以下のように決定しました。

介護報酬改定率 +1.2%(在宅+1.0%、 施設+0.2%)

【改定の方向】

  • 介護サービス提供の効率化・重点化と機能強化を図る観点から、各サービス間の効果的な配分を行い、施設から在宅介護への移行を図る。
  • 24時間定期巡回・随時対応サービスなどの在宅サービスや、リハビリテーションなど自立支援型サービスの強化を図る。
  • 介護予防・重度化予防については、真に利用者の自立を支援するものになっているかという観点から、効率化・重点化する方向で見直しを行う。
  • 介護職員の処遇改善については、これを確実に行うため、これまで講じてきた処遇改善の措置と同様の措置を講じることを要件として、事業者が人件費に充当するための加算を行うなど、必要な対応を講じることとする。

以上が、『2025年のあるべき介護の姿』を念頭に決定されました。