一般に人事評価とは、職員個々に目標を設定し、その結果に対して評価をします。
しかし、「その評価基準は抽象的で評価する方もされる方もよく理解できていない。」言い換えれば、評価のための評価になっていないでしょうか。
今回、私がご紹介する人事評価制度は、シンプルな人事評価制度です。
- 目標の結果に対する評価ではなく、人材育成型の評価基準をつくる
- 目標の結果に対する評価ではなく、目標達成までの行動を評価する
- 評価を上げるための具体的行動基準をつくる
- 評価が上がっても業績が上がらないと給料が上がらないように業績と評価を連動させる
- ケアの技術と一緒に「人間力」も評価基準に入れる
人間力 とは、「人間性」+「形」
人間性 = こころ・モラル
形 = 表情・態度・行動・言葉・所作
たとえば、いくら私が「私はこころ優しい人間です。」と大きな声で主張してもだれも認めてはくれません。
しかし、常に優しいこころで接することを心掛け(人間性)、お年寄りに笑顔で言葉を掛けながら乗り物の席を譲った時(形)は、自ら主張しなくても周りの見ていた多くの人は、私のことを優しい人と認めてくれると思います。
この人事評価制度は、「思いやり」・「傾聴力」・「笑顔」・「素直さ」を主項目に【人間力】を育成するように各事業所でそれぞれに会った具体的評価基準(「形」)を作成して頂きます。
多少とも、関心をもたれた方は、お問い合わせください。